アリロンとは

”アリロン”は、14%以上の珪素を含む鉄系合金鋳鉄で、耐酸鋳鉄として広範囲な適応性と長期間の耐食性を有する優れた耐酸材料として、化学工業方面で広く使用され、今日の化学工業の進歩、発展に大きく貢献してまいりました。 その名前は、Asid-Resistant IRON に由来した登録商標であり、 我が国での耐酸高珪素鋳鉄製品の代名詞に用いられております。

耐酸高珪素鋳鉄”アリロン”の特長

弗酸、高温濃塩酸及び高温アルカリ以外の多くの無機酸、有機物・及び各種塩酸溶液に非常に良く耐え、加熱、高温状態にあっても安定した耐酸性を示します。特に硫酸に対しては、あらゆる濃度(発煙硫酸を除く)温度に対して耐酸性を発揮致します。 硬度が高く耐摩耗性に優れているので、スラリー成分を含んだ薬液での耐侵食性が良好です。 ステンレス鋼などに見られる様な、孔食、粒間腐蝕などの局部腐蝕を受ける事がないので、非常に安定した耐酸材料として使用できます。

耐酸合金パーライト鋳鉄”オレモン”の特長

濃硫酸(95~100%)および発煙硫酸に強い耐酸性を示します。 Niの効果で、アルカリ水溶液、アルカリ溶融塩にも大きい耐食性を持っています。 アルミニウムや亜鉛などの溶融鍋に最適な材料です。 耐摩耗性が大で、摩擦部分にも使用できます。 加工性は良好で、普通鋳鉄の場合と変わりません。

”スーピロン”と”オージロン”

日産機工(株)の事業撤退に伴ない、(株)共同機械製作所が継承した”スーピロン””オージロン”の製造、販売も弊社(株)三興ポンプ製作所が引き継ぎ行っており、”アリロン””オレモン”と共に御愛顧いただいております。